順天堂大学医学部付属順天堂医院 産科

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分娩方法と産後の過ごし方について

経腟分娩の場合

  お母さんについて 赤ちゃん・育児について
出産当日 出産後2時間は分娩室で過ごし、出血等の問題がなければ病室へ帰ります。 出産後のお母さん、赤ちゃんの状態をみて授乳を行います。希望された方には早期母子接触も行います。
産後1日目 外陰部を消毒し、問題なければシャワー浴が可能になります。 授乳室にて初回授乳を行います。母児同室が始まります。
産後2日目   退院までに新生児聴覚スクリーニング検査を行います。
産後3日目 採血検査・退院診察があります。  
産後4日目 退院(午前中) 先天性代謝異常検査(採血)、退院診察があります。退院診察で問題なければ退院です。

※詳しくは出産後にスケジュールをお渡しします。

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当院の無痛分娩

当院では地域周産期センターとして高度医療を提供する役割を担う一方、多様化するニーズに応えて2003年より、無痛分娩を希望される妊婦さんには硬膜外麻酔による無痛分娩を行って参りました。無痛分娩を希望される産婦さんの数は増加傾向にあり、2013年度の実績では経腟分娩の11%でした。それまでは原則として無痛分娩を計画分娩に制限していましたが、2014年7月からは24時間いつでも無痛分娩にも対応できるように、常時、産科麻酔担当の医師が待機しております。無痛分娩をご希望される方は、産科麻酔外来でご説明いたしますのでお申し出ください。詳しくは産科麻酔外来受診のお願いをご覧ください。

2009年から2015年までの無痛分娩と総分娩数のグラフ

無痛分娩 ※出産後は経腟分娩の場合と同じです。

自然陣痛発来後の無痛分娩:自然陣痛発来後の産婦さんには、前駆陣痛ではなく分娩が開始していることが確認できれば、麻酔を開始することができます。麻酔開始時期はご本人と相談して決めます。
計画分娩の無痛分娩:計画分娩の場合は、計画分娩開始前日に入院していただき、診察の後、必要に応じて子宮口を広げる処置を行います。この処置がきっかけになって、夜間に分娩が始まることももありますが、その場合も産婦さんと相談しながら、適切な時期に麻酔を開始します。通常は、翌日の朝から子宮収縮薬(促進剤)を用いて分娩誘発を開始し、ご本人と相談して麻酔を開始します。
※分娩が急速に進行した場合など、ご希望に対応できない場合もあります。詳しくは産科麻酔外来でお話します。

計画分娩による無痛分娩の場合

  お母さんについて 赤ちゃん・育児について
計画分娩前日 状況に応じて子宮口を広げる処置を行います。
計画分娩当日 診察後、分娩誘発を開始します。分娩進行状況に応じ麻酔を使用します。
出産後硬膜外カテーテルを抜去します。出産後2時間は分娩室で過ごし、出血等の問題がなければ病室へ帰ります。
授乳室にて初回授乳を行います。母児同室が始まります。

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帝王切開の場合 (※緊急帝王切開の場合は手術前日・当日の予定が変わります)

  お母さんについて 赤ちゃんについて
手術前日 入院後診察・除毛、麻酔科医から麻酔についての説明があります。また、手術前後のスケジュールをお話します。  
手術当日 術前(前日からの場合もあります)より点滴をします。手術室でお小水の管を入れます。手術中から間欠的空気圧迫法を行います。術後6時間で水分摂取が可能になります。 出生後すぐ手術台で面会ができます。その後病棟でご家族とご面会になります。お母さんが病室へ戻ってきたらいつでもベッドサイドで面会ができます。出産後のお母さん、赤ちゃんの状態をみて授乳も行うことができます。
術後1日目 採血検査があります。初回歩行をします。その後お小水の管、点滴を抜きます。十分に歩行できたら間欠的空気圧迫法は中止します。食事が始まります。低分子量ヘパリンの注射を行います。 授乳室にて初回授乳を行います。母児同室が始まります。
術後2日目 術後1日目は清拭をさせていただきます。お傷が問題なければシャワー浴開始になります。  
術後3日目 採血検査があります。  
術後4日目 お傷のテープをはがします。退院診察で問題がなければ退院です(午前中) 退院までに新生児聴覚スクリーニング検査を行います。
術後5日目 採血検査があります。 先天性代謝異常検査(採血)があります。退院診察で問題なければ退院です。

※当院では、予定(選択的)帝王切開で手術後の回復力強化プログラム(Enhansed Recovery After Surgery: ERAS)を取り入れています。手術当日から飲水、歩行開始場合もあります。

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早期母子接触

早期母子接触とは従来カンガルーケアと言われていたもので、出生直後の赤ちゃんを裸にして、お母さんの胸の上skin to skinでしばらく乗せて管理することです。出産後、母子は共に過ごすことは自然であり、母子関係に良い影響を及ぼします。特に出産後早期母子接触は、母乳育児、お子さんとお母さんの心身の安定に効果があります。30分以上の実施を原則としますが、お子さんの状態、お母さんの分娩時の疲労など、状況に合わせて実施していきます。
出生直後のお子さんは、胎外生活への適応をする、不安定で変化しやすい時期でもあります。急変は約1万人に1人、重篤な事例は約5万人に1人発生すると報告されています。したがって、触れ合いを行っている間は、助産師(看護スタッフ)が十分見守るあるいはモニターを装着するとともに、抱き方などを指導いたします。貴方が早期母子接触を希望する場合は、バースプランに記載していただくようにお願いいたします。

適応条件(分娩直後に母子接触を行ってよい方)

おかあさんの基準 早期母子接触を希望している。
バイタルサイン(血圧・脈拍・呼吸)が安定している。
疲労困憊していない。
分娩時出血量800mL未満である。
医師、助産師が継続は適切と判断した。
あかちゃんの基準 胎児機能不全がなかった。
新生児仮死がない。
早期産(37週未満)ではない。
出生体重が2500g以上である。
医師、助産師が継続は適切と判断した。

中止基準(分娩直後の母子接触を中止する方)

おかあさんの基準 傾眠傾向(眠ってしまう)。
医師、助産師が継続は不適切と判断した。
あかちゃんの基準 呼吸障害が発生した。
パルスオキシメータ(SpO2)が90%未満になる。
活気に乏しい。
睡眠状態となる(眠ってしまう)。
医師、助産師が継続は不適切と判断した。

防災の取り組み

防災イメージ地震・火災などで避難が必要な際はお母さんにスリングで赤ちゃんを抱っこしてもらい、避難します。
スタッフは定期的に避難訓練を行い、緊急時に備えています。

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